ローラの針仕事紀行 part32

第24日目 7月1日(木)
シェラキュース空港午前7時発、
ミネアポリス経由で日本へ。
朝4時半にホテルを出発しなければならない。
「朝早く1人で、寂しいなぁ・・・」とうっかり漏らしたら
シスターLが空港まで送りに来てくれた。
彼女は午前10時代のフライトなので
本当ならまだ起きる時間ではないのに・・・
その上、入国審査も受けて中まで付き合ってくれた!
最後の最後まで、気配りの出来る優しい女性だ。

「さようなら、又2年後にアメリカで会いましょう!」



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ミネアポリスではいつもどおり
スヌーピーとウッドストックが見送ってくれた。
待合室で金髪の女性を見かけると
ついシスターLではないかと思ってしまう。

ガイドのバーブとジョージとは
前日の夜、ホテルでお別れをした。
バーブはハグをした時に耳元で
「I love you」とささやいてくれた。
「I love you too、どうぞお身体をご自愛下さい。
次回もお元気な姿で私たちを迎えて下さい。」

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バーブとジョージの「リトルハウスサイトツアー」に
興味がある方は下記をご覧下さい。
「Little Hose Site Tours」
http://lhsitetours.homestead.com/
ただしホームページ、現地のガイド、全て英語です。

日本語での手続きを希望の方は
井関さんまで。
yiseki@jmail.piaia.or.jp

ローラの針仕事紀行 part31

第23日目 6月30日(木) その2

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ジェネシーカントリービレッジ、
続いては1830年代の家。



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この時代のドレスは膨らんだ袖が特徴である。
この家の夫人のドレスはストライプだったが、
展示資料に載っているドレスはどれもタータンチェック。
ドレッシーなドレスから、スポーティーな物まで。

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これはスケート用のドレスのようだ。可愛い!



ここでも切れ端人形を見た。

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こちらは顔も描かれているし、布の分量も多い。
初めに見た家は白木のままの掘立小屋で
こちらはペンキを塗って内装も素晴らしい家なので
人形もそれに見合った物を置いたのだろう。
名前を尋ねるが「ドール」という答え。
特別な呼び方があるのかと期待したのだが・・・



ブルーリボンが可愛いボンネット。

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被ると前髪の上に造花が。

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夫人が言うには(実世界での)彼女の友人が
インガルスとワイルダーの知り合いだったとか!
どんなつながりだったのだろうか?
そして来月は「ローラ・インガルス展」を開催するそうで
TVシリーズの母さんであるカレン・グラッスルも
来園するとの事。
私達が帰った後なので、残念!
ウォルナット・グローブでも
8月にカレン・グラッスル参加のフェスがある。
彼女は今まであまり顔を出さなかったのだが、
今年は良く顔を出している様だ。
「ドライビング ミス・デイジィ」の舞台の宣伝を狙っての
参加ではないかと思う。
母さんのミス・デイジィも見てみたかった。



次の家では2人の女性が見慣れない手芸をしていた。
興味深々で覗いてみると、
片方の女性は先程のキルターの家の来客者で
ボタンの事など色々教えてくれた女性であった。
「あなたはこれにも興味を持つと思ったわ」と
声をかけてくれた。
ルーセッティンというバイキングから伝わった手法で
ルーセットという牛の骨などで作った道具で
紐を編むという。

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編んだ紐を飾りに使った小物入れ。

作り方を教えてもらい挑戦したのだが、
残り時間が少ないので、集中できなかったのが残念だ。

まだまだ、見きれていないのだが
集合の時間が刻々とせまる。1日ではとても足りない!
数日かけて通い、糸紡ぎから初めて
様々な手芸の手法を習いたい!
最後に大急ぎでギフトショップに駆け込み、
手芸関係の本を数冊買った。

これで長い様であっという間だった旅は終わり。
明日は皆とお別れをして日本へ・・・

ローラの針仕事紀行 part30

第23日目 6月30日(木) その1

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いよいよ今日は最終日。
丸一日「ジェネシーカントリーヴィレッジ」を見学。
今回の旅、3か所目の歴史村。
アメリカにはあちらこちらにこの様な歴史村がある。
ガイドのバーブとジョージ、シスターLと私の4人で
見学し始めたのだが、
1ヶ所目から19世紀の衣装の特別展示があったので
私はそこを離れられなくなった。

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「若草物語」の時代(1850年代)のウエディングドレス。



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18世紀初頭のエンパイアドレス。



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1890年代のレザーブーツ。

気が付くと3人の姿がない!
置いて行かれてしまったようだ。
後を追ったが姿が無いので、
ゆっくり自分のペースで、一人で周る事にした。



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1809年に建てられた開拓者の家に入る。
ローラが生まれる60年位前の開拓者の暮らし。
布の長い切れ端を使って制作した人形が興味深い。

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何軒か周り、玄関脇にキルトを干している家を見つけた。
すぐ側では往時のコスチュームを着けた女性が2人
刺繍をしながら、おしゃべりをしていた。

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1840年に建てられた家で、
そこに住んでいる設定の女性と来客の女性だとの事。
来客役の女性には特定の家はなく
あちこちを散歩しているそうだ。
その彼女には往時のコスチュームについて
色々教えてもらった。
1840年当時にはボタンはあったが高価で
軍隊などでは使われたが庶民には手が届かず、
ピンで止めていたそうだ。

ペチコートの裾にロープを入れて
クリノリン代わりにすると聞いたと話すと、
それ以外では、
布を織る時に太くて張りがある糸を使って、
クリノリン代わりにするとの事、勉強になった。

この家の住人であるもう一人の女性は
本物のキルターだそうで
家の中には彼女制作の沢山のキルトがあった。

残念ながらボケてしまったが、
見事なボルティモアキルトと
色柄が似ているチェンバーポット(尿瓶)。
意図したわけでは無いそうだが、ナイスマッチ!

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フックドラグは現代のものだが、アンティークにも見える。
制作はキルターの女性ではないそうだ。

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キルターの彼女はここの仕事がとても楽しいと言う。
私もこの近くに住んでいたら是非ここで働きたい。
そんな話をしていると、聴きなれた声が聞こえてきた。
シスターLだ。
彼女もガイドの2人とは別に1人で周って来たそうだ。
お互いお昼は1人で食べる事になるかも・・・と
心配していたのでホッとした。


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お菓子屋さんでコイン型のリコリス発見!
懲りずに買ってみる。
これはまあ食べられる。



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ローズウォーターで風味つけしたクッキー。
香料が高価なので代用されたそうだ。



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雑貨屋さんのショーケースに入っている
子牛の骨で出来た編み針などの手芸道具!
「売ってほしいなあ」と言うと
「家が近ければ私の物をあげられるのに残念だわ~」と
売り子のおばあさん。本当に残念だ。

ローラの針仕事紀行 part29

第22日目 6月29日 (水) その2
昼食はビジーコーナーカフェでとった。


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メニューの表紙の古い写真
この建物を写した物だろう。




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ローラもカキのスープと一緒に食べた
「オイスタークラッカー」
注文したスープにも付いていた。




食後、セント・ローレンス川湖畔で写真撮影。
セント・ローレンス川・・・対岸はカナダ。
赤毛のアンの島、プリンスエドワード島にも近かったのか。
シスターLはプリンスエドワード島に行きたがったのだが
今回は私の希望のコンコードにしてしまったので
2年後はシスターLとプリンスエドワード島に行こう。

セント・ローレンス川湖畔。
景色は良いのだが、至る所に糞が・・・!
臭いまでする!
ガチョウやカモなど鳥の仕業らしい。


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シェラキュースのホテルに到着。
夕食はシスターLと私だけで
ディスティニー・ショッピングセンターで。
シスターLは化粧品、私は息子や自分の服などをGet.
そこでパンドラ・ショップを発見。
以前シスターLが日本に来た祭に
家とカンガルーのモチーフが付いた
パンドラのブレスレットをプレゼントしてくれた。
家=ローラ、カンガルー=シスターL。


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そして彼女は日本で
日本の女の子モチーフを買い、
私は、私を表すモチーフとして
はさみモチーフを買った。


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今回、再会した際には
幌馬車と馬のモチーフをプレゼントしてくれた。


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そして2人でじっくり話あった結果、
このお店でミトンモチーフを買う事にした。
ローラが大きな森でもらった赤いミトンを
イメージしたのだ。


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シスターLとの思い出が増える度(旅?)に
モチーフも増える。


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2人で夕食を取る際にちょっと面白い事が。
シスターLがウエイターに
「今日のスープは何か?」と訊ねたのだが、
彼女のオージーイングリッシュが通じず、
代わりに訊ねた私の英語で通じたのだ!
ちょっと嬉しい。

ローラの針仕事紀行 part28

第22日目 6月29日 (水) その1
アルマンゾの故郷マローンを後にシェラキーズに向かう。
長かった旅も残す所あと数日だ。
途中で私達の好きな所に寄ってくれると言うので
幾つかの候補の中から、オグデンスバーグと言う町の
フレデリック・レミントン・アートミュージアムに決めた。
初めて耳にする町・人物の名前である。
開館前に到着したので、10分ほど町散策。
100年以上前に作られた古い家やホール、
50’sのダイナーや映画館などが混在している。


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このアートミュージアム自体も1810年に建てられ、
レミントンの死後、妻のみがその姉と移り住んだ館だ。


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1920年の写真



フレデリック・レミントンは19世紀後半に活躍した
カウボーイやネイティブアメリカン、騎兵隊などを
モチーフにした画家・彫刻家である。
躍動的な作品が印象的だが、私は例のごとく、
彼の幼少時代の服や古い家にばかり
かぶりつきになってしまった。


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レミントンの子供時代の服と写真。
男の子は生存率が低く、
女の子の服を着せる事で元気に育つよう願い
男の子にスカートをはかせる事が良くあった。




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彼のお気に入りのアパッチ族のサドル。
ビーズ細工が見事!




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奥さんの物と思われるブローチや眼鏡。



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ローラのログキャビンのような形の
コンポート(ジャムなど)ケースとソース皿






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アートミュージアム隣のオフィス
こけら板や草花の飾りが素晴らしい。





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その又隣、ハーフティンバー様式のキッズプレイス

ローラの針仕事紀行 part27

第21日目 6月28日 (火) その2
いよいよアルマンゾの家へ。

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まずはビジターセンターで見学の申し込み。
ギフトショップも併設されている。


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見学が始まる頃に、ぽつぽつ雨が降って来た。
見学は納屋から始まるのだが、
納屋見学中にどしゃ降りになった。
納屋は再現された物だが、
サウスバーン、ビッグバーン、ハウスバーンと
3つに分かれている。


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機能的な大きな納屋を見るだけで、
アルマンゾの父は頭の良いやり手で
農業家として成功したのが分かる。
そうなるとどうしてもローラの父と比べてしまう。
我らの愛すべきチャールズとうさんではあるが、
家族に裕福な暮らしをさせることが出来なかった。
放浪癖が災いしたのかもしれない。
裕福な暮らし=幸せ ではないのだが、
アルマンゾの父と並べると、
本の中ではたくましく感じるローラのとうさんが
なんとなく線が細く感じてしまう。

納屋見学が終わる頃には、雨も止み晴れてきた。
続いてアルマンゾの生家。
アルマンゾが実際に住んだ実物で、修復の際に、
アルマンゾが怒ってブラシを投げた壁の跡が
見つかったそうである!
150年以上も前の家が残っている事に驚き、
こうしてその場に立てる事に感謝!

2階には、本にも登場する
アルマンゾの母さんの機織り機があった。
(ただし、実物ではないだろう)
でも残念ながら、屋内は写真撮影禁止。


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家の裏には小さな菜園があり、ルバーブも生えていた。

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アルマンゾの頃からの木。

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ジグザグの柵

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見学の後、
アルマンゾ達が羊を洗ったトラウト川まで歩いて行った。
距離があるのかと思っていたが、数分で着いた。


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最後にギフトショップで買い物。
奥が小さな博物館になっており、
アルマンゾの時代の生活用品や
日本語訳の本なども展示されていた。
アルマンゾ役のディーン・バトラーの
サイン入りブロマイドも販売していた。
以前シスターLが小ぶりの物をプレゼントしてくれたので、
あえて買わなかったのだが、
なんとシスターLは私に内緒で買って、
翌日にまたしてもプレゼントしてくれたのだった!
ありがとう!

また空模様がおかしくなってきたので、見学を終了した。




ホテル近くのマクドナルドで
「ロブスターロール始めました」の看板を見つけた。
カナダのマクドナルドで、夏季限定でロブスターロールを
販売するのは知っていたが、
マローンはカナダと隣接しているので、
ここでも販売されているのだろう。
皆との夕食は軽く済ませ、
その足でマクドナルドでテイクアウト。
ホテルの部屋で一人で気兼ねなく食べられたせいもあり
美味しくいただいた。
ただ、CMやポスターにはレタスが入っているのに
私のには無い!
多分注文時に「ロブスターロールだけでいい」と言ったのが
「中身はロブスターのみで」と間違えて伝わったのだろう。
またしても、私の中途半端な英語のせいだ。


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ローラの針仕事紀行 part26

第21日目 6月28日 (火) その1
朝からマローン散策だが、
その前に前日の夕飯のルバーブパイをご紹介。
この旅最後のルバーブパイ、
ストロベリー&ルバーブパイ・アイスクリーム添え。
これを食べるために主食はスープのみ。
ウエイトレスさんに写真許可を得た所、
「写真撮るならクリームも必要ね。」と
シェイビングクリームの様な市販のクリームを
ブニュブニュとこれでもかと言うほどかけてくれた・・・
これではパイが隠れて何だかわからない・・・
親切心なので文句は言えないが、繊細さにかける。
シスターLのミートローフは中まで火が通っていないし、
ジョージのパイは均等に温められていないので
暖かい所と冷たい所があるようだ。
バーブとジョージはこのレストランには、
もうツアー客を連れて来る事はないだろう。


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はじめて訪れるアルマンゾの生まれ故郷に期待大。
地元に住んでいるガイド・アンに付いてマローンを散策。


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「農場の少年」の挿絵にも描かれたスクエアー(広場)
独立記念日に家族揃って出かけた場所だ。
挿絵画家のガース・ウィリアムズは挿絵を描く際に
ここを訪れ参考にしたので、
挿絵とほぼ同じ景色を見る事が出来る。
しかし、アルマンゾの見た風景と同じではないだろう。


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奥の家が挿絵そのまま。



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挿絵の左側



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挿絵には噴水も銅像もないが、こちら側から描いている。



アルマンゾ家族が通った教会。
何度か立て替えられているので
アルマンゾの頃とは違う外観だが
地下に黒人奴隷を逃がすためのトンネルがあり
ここはアルマンゾの頃に使われた物だ。
マローンはカナダに隣接しているので
この教会からカナダに向け逃亡したのだと言う。
地下に展示されていたアルマンゾの頃の教会の写真。
ガース・ウィリアムズもこれを見たに違いない。


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モーニングサイト・セメタリー
ここにはアルマンゾのワイルダー系の祖父母と
父ジェームズの先妻メリー・ショーンヨウが眠っている。
アルマンゾの父に先妻がいたのは知らなかった。


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アルマンゾが家族と訪れたカントリーフェアの会場。
競馬場だが、今でもカントリーフェアが催されている。


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その後、兄ローヤル、姉イライザ・ジェーンとアリスが
通ったアカデミーを車中より見学した。

ローラの針仕事紀行 part25

第20日目 6月27日 (月)
今日は移動日で、
ローラの夫アルマンゾの生家があるマローンに向うが
途中で少し時間があるので、
私達2人の希望を聞いてくれるという。
バーブとジョージのツアーにシスターLと私だけの
プライベートツアーなので、自由にさせてくれるのだ。
ホテルにあったパンフなどを見ながら、
カナダとの国境のセントローレンス川、
アレグザンドリア湾に浮かぶ
ハートアイランドに建てられたボルト城に決まった。
実は旅行の少し前に
シスターLはお祖母ちゃんになり
そのベビーちゃんの名前が”アレグザンドリア”
と言う事でここに決定。
シスターLはとてもお祖母ちゃんには見えないが
初孫が可愛くてしょうがないらしい。

船でハートアイランドへ渡る。


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ボルト城と言っても、正確には「城」ではなく、
20世紀初頭、個人が妻のために建てた豪邸である。
しかし、
その妻はこの「城」の完成を待たずして亡くなってしまい、
夫であるボルト氏も悲観のあまりこ
こに住む事は無かったそうだ。


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一時期ホテルなどに使われたが、
その後は荒れるがまま状態だったものを改装して
公開しているのだが、改装は未だ続いている。


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ホール上部のステンドグラス、
上の階に行くと改装中なので、すぐ間近で見られる。


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こちらは子供達に作ったアリスタータワー。
ボルト城より前に作られたので、家族で楽しんだらしい。
内部にボーリングレーンまで作られた。
超贅沢な子供用ツリーハウスという感じ。


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城内の写真を撮っていたら、
SDカードがいっぱいになってしまった!
32GBなので大丈夫だと思っていたが・・・
でも、アルマンゾの家に行く前で良かった!
夕刻、ジョージに頼んでウォルマートに寄ってもらい、
SDカードを買う事が出来た。

ローラの針仕事紀行 part24

第19日目 6月26日 (日)
パート3の旅に向け早朝ホテルを出発。
シスターLとの2人旅が終わり、
再びバーブとジョージと合流するため
ニューヨーク州シェラキーズへ向かう。
ボストンからラガーディア空港で乗り換えるチケット
だったのだが、その便が飛ばなくなり、
別の便に自動的にチェンジされていた。
しかし、その便はかなり遅い出発なので、
シスターLが掛け合ってくれて、
早めのデトロイト乗り換えにチェンジする事が出来た。
しかも、本当はエコノミーなのに
ファーストクラスの1番前の席に。
お土産の本で重量オーバーのスーツケースだったが
ファーストクラスになったせいか、問題なくスルー。
ラッキー!と喜んでいたが、飛行機に乗り込むと、
国内線なのでかなり小ぶりの飛行機、
私の想像していたファーストクラスのイメージとは、
ちょっと違う・・・
でもゆったり座れたし、
初めてお目にかかる
「ハマス」と言うおつまみ体験もした。

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家に帰って調べると、
ハマスはひよこ豆を使った中東伝統料理で
アメリカではデップとして人気らしい。
オージーのシスターLも知っていたので
オーストラリアでも人気なのだろう。
中東料理…どおりで聞きなれなかったはず。
アメリカなどの欧米料理なら興味があり、
知識として知っているのだが、中東関係には疎い。
豆類は好物だし、私の好きなガーリックテイストだったので
とても美味しくいただいた。

と言う事で、無事シェラキーズに着き
バーブとジョージに再会できた。
しかし、もし私一人だったらどうしただろう?
言われた通りに、遅い便に乗るためラガーディア空港で
一人で何時間も待っていたかもしれない。

ローラの針仕事紀行 part23

第18日目 6月25日 (土) その3
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オルコットのオーチャードハウスの
すぐ隣のウエイサイド邸。
ここには一時期オルコット一家が住み、
その後、小説家ホーソンらが住んだ。
ガイドブックにはこの家は改修中とあったが
私達がコンコードに着いたその日から公開で、
翌日のこの日は無料公開だった。
無料公開なので人が多いのが玉に傷だが、
改修中でなかった事がラッキーだった。


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ウエイサイドの内部



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ガイドの方の信じられないほど小さい帽子。



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オーチャードハウスの紹介ビデオで
ジョー役をしていた方も、公開記念にいらしていた。



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昼食後、旧牧師館へ。
この屋敷はエマソンの祖父が建てた物で
ホーソンも新婚の3年間を過ごした。
見学はガイド付きのチケットを購入するのだが、
私は午後5時で閉店になってしまう町中の
アンティークショップに行きたかった。
ここでガイドに付いて見学すると
閉店までに店に行けなくなる、と見たシスターLは
スタッフの男性に「彼女は英語が全く分からないので
通常のガイドは無理、
ガイド抜きで短縮して見学させてほしい」と
頼んでくれたので半額で入場できた。
彼女からは「絶対に英語は話しちゃダメ」と念を押された。
そして「彼女はデザイナーだ」と説明してくれたので
先程のスタッフ男性は、キルトの裏側を見せてくれるなど、
さらなる我がままを聞いてくれた。
彼は「英語がしゃべれないのに
二人はどうやってコンタクトをとるのか?」と
不思議がっているのが、可笑しかった!
シスターLがとても気さくなせいか、
彼は今日は僕の誕生日だとか、
もうすぐ幼馴染の彼女と結婚するんだなど
プライベートな事まで話してくれたが
私は分からないふり。



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当時のドレスとクレージーキルト



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ペールカラーのキルト表。



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我がまま言って見せてもらった裏側。



見学後、町に戻り2軒のアンティークショップへ。
20世紀初頭頃のはさみを見つけ、
高かったのでディスカウントしてもらったのだが
私は「タックス分もまけて」と言ったつもりだったのに
それが上手く伝わっておらず、タックス分は支払う事に。
私の英語が中途半端なのが悲しい…


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ボタン
いつか、ローラドレスを作ったら付けよう!




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ティンケース
裏側に多数の溝があるので、
マッチ箱では?と思う。




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最後に独立戦争の発端となったオールドノース橋へ。
この橋はアニメ世界名作劇場『愛少女ポリアンナ』で
ポリアンナとジミーが出会う舞台に使われている。
このアニメでは架空の町ベルディングスビルを
コンコードに設定して制作しているので
町のあちこちにアニメで見慣れた風景を見る事が出来る。


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ポリアンナが日を当てプリズムを作って
遊んだ物にそっくりのウエイサイドのランプ飾り。




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『ポリアンナ』だけでなく
『ナンとジョー先生』(第3若草物語)にも登場する
ロータリーそばの聖バーナード教会と、隣接する墓地、
ホ-リー・ファミリー・パアリッシュ・ホール。

ローラの針仕事紀行 part22

第18日目 6月25日 (土) その2
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今朝はまず、コンコード博物館へ。
18~19世紀の生活で使われた物などが展示されている。
写真撮影が許されているのも嬉しい。
昨日訪れたウォールデン湖畔のソローの家で
使われた家具も展示されている。


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ソローはこの机・椅子・ベッドの3点のみで生活していた。

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若い頃のソローはなかなかのイケメン。




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金髪を編んで中に入れたブローチ。
自分の髪などで作ってみたい。





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マザーグースの登場人物
パンチ&ジュディ柄の子供用カップ




次は博物館のすぐ近くにあるエマソンの家。
彼が1835年から亡くなるまで住んだ家だ。
こちらも内部は撮影禁止だが、嬉しい事に
先ほどの博物館に書斎が再現されている。


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娘のベッドルームには完璧な状態のドレスと帽子が
ディスプレイされていたが、驚くほどの小ささだった。
この当時のアメリカ人はこんなに小さかったのか!

ここで面白い事を知った。
この当時のベッドは下記の画像の様に木枠にロープを張り、
その上にマットを敷いて寝るのだが、
ロープが緩むと寝心地が悪くなるので、
寝る前にロープをしっかり張り直すそうで、
その事から「Seep tight」(ロープを張ってお休みなさい)
と寝る前に言い合うとの事。
以前から、日本で言う「お休みなさい」の時に
なぜ「tight」なんだろう?と思っていたので、納得。

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オールドスターブリッジビレッジのベッド



そしてもう一つ。
水道が無い時代には、各部屋の隅に
水入りピッチャーと洗面器が置いてあるのだが、
この家ではそれらの後の壁に
カフェカーテンの様な物が掛けられていた。
何か?と聞くと「Splash cloth」(スプラッシュ・クロス)
と言い、壁の水跳ね防止用に吊るしているそうだ。
興味深いので写真撮影したかった・・・





そして、いよいよ『若草物語』作者オルコットの家へ。

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残念ながら内部の写真撮影禁止。
ルイザが執筆に使った壁に作りつけられた机や
姉妹のドレス、お母さんが作ったキルトなど
興味深い物で溢れていた。

姉妹の父はエマソンの「超越主義」に傾向しており
エマソンやソローらと友人関係にあった。
独自の幼児教育に情熱を注いだが
世間には認められず、貧しい生活を家族にさせたと、
以前に本で読んでいたので、
私は「堅物で扱いづらい自分勝手な父親」だと
勝手に思い込んでいた。
所が、このオーチャードハウスは
古くて誰も住めないと思われていた家2軒を
ルイザの父が自らの手で改築し1軒にまとめ
ルイザの机も父制作の物だった。
画家を志した末娘のエイミーのため、
貧困でキャンバスが買えない代わりに
家の壁をキャンバス代わりにさせるなど、
娘たちの個性を伸ばす事を奨励したり
孫にも自らの体を使って全身で分かり易く、
勉強を教えたそうで、私の思い込みが間違いで、
とても素晴らしい人物であったと分かった。


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父ブロンソンの哲学学校。



ローラの針仕事紀行 part21

第18日目 6月25日 (土) その1
コンコードでの宿は町中のロータリー前にあり、
1716年に建てられた建物を利用したコロニアル・イン。


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私の部屋の天井にはこげ茶の梁が何本もわたり
飴色になった床が経年のため、大きくカーブしている。


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ドアの取っ手などの金具も昔のままで
それとは別に今風のしっかりした鍵も付いている。


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古い家を極力そのまま残し、現代でも使い易く、
かつ古い部分と違和感ない様に上手く、手を加えている。
オールドスターブリッジのホテルと同じだが、
あちらは床を白くペイントしてあるので
こちらの方が暗く感じる。
その分、昔からの住人がいる感が強い。
おまけに馬に乗り、狩りをしている男性の絵が
壁にかかっている・・・古い家の絵画はなかなか恐怖だ。

私の部屋は4号室なのだが、
実はこのホテルの24号室には幽霊がでるそうだ。
戦争中に、死体置き場として使用していた部屋で
宿泊者が何回か見ているそうだ。
そのため「24号室以外で」と予約した。

古い物好きなのでとても満足しているのだが、やはり怖い!
住人の方に2日間、間借りする事をお願いした。

ローラの針仕事紀行 part20

第17日目 6月24日 (金)
オールドスターブリッジを出発しコンコードへ。
シスターLは相変わらず方向指示器のつもりで
ワイパーを動かすし、
隣のナビ役の私は右に車線変更で
後車との車間距離がつかめずだったが
なんとかコンコードに入った。
道なりに行くと、待望のオーチャードハウスの前に出た。
オーチャードハウスは『若草物語』の作者
ルイザ・メイ・オルコットと家族の家である。
ルイザは4人姉妹の次女で、
自分の家族をモデルに『若草物語』を書いた。
ルイザは勿論、ジョオに自分を投影している。


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そのまま家の見学をしたかったのだが
シスターLは先に昼食を取りたいと言うので、
町の中心に向かった。
思いの他、観光客が大勢いて車の往来も激しい町だ。
昼食を取ったレストランも、外見は良さそうだったのに
中は騒がしく、落ち着かなかった。


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その後、ホテルにチェックインするつもりで、
すぐ側にあるホテルに向かったのだが、
ロータリーで曲がり方を間違えてしまった。
やはり海外の交通ルールはややこしい。
車が多いので引き返す事も出来ずそのまま進むと
コンコードの町を出てしまった。
私は少し不安になったが、シスターLが機転を利かし
『ウォールデン森の生活』の舞台、ソローの住んだ、
ウォールデン湖に向かう事にした。



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ソローの小屋跡



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ソローも見たであろう小屋からの景色



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森から見たウォールデン湖



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駐車場の側に再現されたソローの小屋



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小屋の側に建てられたソローの銅像



その後、ホテルに戻りようやくチェックイン出来た。
夕食は町のレストランでロブスター入りマカロニチーズ。
メニューに【MAC】とあり、何かと尋ねると
マカロニチーズの事だと言う。 また一つ勉強になった。
私好みの味で美味しかったが、量が多く完食できず残念。
せめてロブスターだけでも掘り出して完食したかったのだが
シスターLの前では恥ずかしく、諦めた。
そのままホテルに帰ると思いきや、
シスターLが今日の内に、
オルコットのお墓参りをしようと言う。
ロータリー近くの墓地かと思い、探したが見つからず、
人に聞くとここではなく、歩いて10分ほどの
スリーピー・ホロー墓地だと言う。
まだ明るいが時刻は夜の8時半、
9時には暗くなるので足早に歩く。
暗くなっての墓地歩きは、幽霊も生きた人間も怖い!
おまけにホテルに帰るつもりで、
食後トイレに行かなかったのでトイレに行きたい!!
墓地に着いても、オルコットのお墓探しで
刻々と日が暮れて行く。
ようやく鉛筆などが沢山供えられた
オルコットのお墓をみつけた。
その隣には、ソローのお墓もあった。
ソローはオルコット一家の友人である。


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町中のロータリーからみえるお墓
(ここはオルコットのお墓ではない)




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オルコットのお墓



無事ホテルに戻り、一目散にトイレに飛び込んだ。
ホッとして思わずため息を漏らしたら
隣に入っていたシスターLに笑われた。



ローラの針仕事紀行 part19

第16日目 6月23日 (木)
昨日に引き続きオールドスターブリッジビレッジ観光。
教会や集会所、学校、靴屋、印刷所等々
暮らしに必要な建物が全て揃っている。

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靴屋では鉄釘ではなく
手製の木釘で靴を作っている。

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陶磁器屋も器用に目分量で
容器とそれにぴったりの蓋を作る。

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昨日出会った牛連れ親子の農家。

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数名の女性達が料理や家事をしている。
その女性の服も良く見せてもらうと
ボタンは使わず、全てピンで刺し止めている。
この村は19世紀初頭の暮らしをモデルにしているので
19世紀後半に生まれたのローラ達より前の時代だ。
そのためローラ達はピンではなく、ボタンを使用している。

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奥の部屋で水汲みをしている女性が
ちょうどフェルメールの絵の様に見える。

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女性2人で何度も水を汲んでは、
外のタライに水をあけているが中々溜まらない。
つくづく19世紀の家事は大変な作業だと感じた。

まるでサンボンネット・スーの様な
野良仕事をしている2人の女性。

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道端で銃の撃ち方を披露している男性は
「大きな森」で描かれている、
父さんのパウダーホーンと同じ物を下げていた。
火薬を入れておくための角で作られた容器だ。

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本の中で当たり前の様に銃が使われているし
結婚後のローラも女性用の小型銃を所持し
ロッキーリッジのミュージアムで見る事も出来る。
アメリカ大陸発見から、ピルグリムの移住、
そしてローラ達の西部開拓時代を通して
「自分達の身は自分たちで守る」という
必要性から始まった銃の所持は、
現代アメリカに大きな影を落としている。
そう考えると複雑な思いだ。



羊を飼い、その羊毛を紡ぎ
染色した毛糸が干された家。

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疲れたので2頭立ての馬車に乗り移動。
途中にあるカバードブリッジ。
この様な屋根付の橋は
映画「マディソン郡の橋」で一躍有名になった。

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帰りがけに寄った家では
ローラの母さんが麦わら帽を作った様に
若い女の子が、水に浸したわらを編んでいるが・・・
あまり手際が良いとは言えない。
他の場所では本当の職人さんらしき人々が
手際よくやっていたが、この子はそうではないらしい。
作り方を良く見たかったのだが・・・残念。

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村を出た後、アンティークショップへ。
このオールドスターブリッジには
アンティークショップが点在している。
本当は数軒、周りたかったのだが
シスターLはアンティークには興味がないので、
厳選して1軒だけ付き合ってもらう。
生地や手芸作品を中心に扱っているお店
Vintage and Antique Textiles で裁縫用具を3点買った。

フックドラグ用のフック、$2.50

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携帯用ソーイングセット、$10.00
ミズーリ州のSEALIA という町のスーベニアと書いてある。
マンスフィールドではないが
ミズーリの名があるだけで親近感がわく。

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上の蓋はシンブルになっており
糸を巻いた木製容器が挿入されている。
その中には縫い針やピンが沢山入っている。

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小さなスプーン、$10.00
ケイト・グリーナウェイの絵の様な女の子が
柄に着いている。
キルトのしつけがげの時に使うつもりだ。

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値切って、税込で $20.00にしてもらう。
数百円の値引きだが、それでも嬉しい!

このオールドスターブリッジに滞在して、
1泊目にはシーフードの店で、ロブスターロール。
美味しいのだが値段は高め。
2泊目は、BBQ。
見た目は真っ黒で焦げてるの?と思ったが
食べるとそんな事は無く美味しかった!
そして3泊目最終日の今日は
近くのホテル内のタバーンへ。
こげ茶色の斜め下張り板の外観に歴史を感じる。

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店内も、年月によりあめ色に変わった
どっしりとした木材で作られ、味がある。
しかし、店内で食事する人は無く
皆、外のテラスで食事をしている。
テラスの先は湖だ。
私たちは騒がしく近代的な作りのテラスではなく
落ち着いた店内を選んだ。
窓からみる湖の景色も美しい。

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私はクラブケーキを注文した。
この旅で、ロブスター、クラムチャウダー
そしてこのクラブケーキを食べようと思っていたのだが
お昼にクラムチャウダーを食べたので、目的達成。
明日はここを離れコンコードへ移動なので
ホテルに戻り荷物のパッキングをした。

ローラの針仕事紀行 part18

第15日目 6月22日 (水)
今日はオールドスターブリッジビレッジ観光。
入り口の前にはギフトショップがある。
共に買い物好き、本好きな私達は
気になるので、入場前に早速入ってみた。
特にブックショップが充実していて、
手工芸に関する本も数多く置いてある。
まずは下見をして帰りに買う事にした。

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ビレッジの中に入ると2頭の牛を引き連れた
3人の男性に遭遇した。

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近くの農家に住む父親と2人の息子(という設定)らしい。
牛よりも父親の着ているシャツが気になり
お願いして服の細部の写真を撮らせてもらったが
きっとびっくりしただろう。

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19世紀初頭のニューイングランドの家々が
広い敷地内にそのまま移築されている。
先日のフォレストビルの歴史村とは
比べ物にならないほど大きな歴史村である。

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住人に扮した人々がその頃の衣装で、
作業をしながら質問に答えてくれる。
当時の手工芸を再現している人も沢山おり
糸紡ぎから始まり、染色、機織り、洋裁や編み物など
色々と教えてもらいとても勉強になった。

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ネリーのお父さん、オルソンさんの店の様な雑貨屋もあり
布やリボン、針仕事道具なども置いてある。
女性用のペチコートが目に入り、
どんな仕組みになっているのか
女店員に問いかけると、自分のスカートをまくって
ペチコートの裾を見せてくれた。
綿地のペチコートの裾に、
しっかりした綿製のロープを数本通して
スカートの膨らみを出しているとの事。
普段の作業にはクリノリンではなく
この様なペチコートを着用するそうだ。

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この家の女主人の話では
今までに数回この家で幽霊を見たとの事。
やはり古い家には「昔からの住人」が住んでいるのだ。

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閉演時間になり出口に向かう途中、
仕事終わりの人々が衣装のまま集まって談笑していた。
自然に会話している様子を撮らせてもらったのだが、
本当にこの村に住んでいる人々の様だ。

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仕事を終え帰路につく女性。
時代は違うのだが、凛とした歩き姿が
なんとなくアン・シャーリーを彷彿とさせる。

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こちらはアンとギルバートの様。

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明日は隣町まで足を延ばし
ノーマンロックウェルミュージアムに行く予定だったが
この村があまりに広く、見きれないので
予定を取りやめ、もう1日この村の見学をする事にした。

ローラの針仕事紀行 part17

第14日目 6月21日 (火)
今日から1週間はシスターLと私だけでの
マサチューセッツ州の旅。
セントルイスで、ガイドのバーブとジョージ、
そしてCさんに別れを告げ、シンシナティへ、
そこで飛行機を乗り換え、ボストンへ。
乗り換えのシンシナティでは1時間の時差がある。
国土の広いアメリカでは度々時計を1時間進めたり
戻したりしなければいけないので、注意が必要だ。  

ボストンに着いて、レンタカーを借りる。
私は10年以上のペーパードライバーなので
運転はシスターLにお願いした。
しかし、アメリカは右側通行で左ハンドル。
シスターLのオーストラリアは日本と同じ、
左側通行の右ハンドルなので、
彼女は慣れない運転に苦労している。
助手席に乗った私もナビとして期待され
右に車線変更する時は後ろの車の状態を
伝えてほしいと言われたが、しばらく運転していないので
感覚が分からず、かなり緊張したが、
何とか、無事目的地オールドスターブリッジに着いた。

ここにはオールドスターブリッジビレッジ(歴史村)があり
敷地内のオールドスターブリッジインに宿を取った。
1789年にオリバー・ウエイトと言う人が建てた家を
ホテルにしている。

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増築をしたり、バスルームを付けたりと手を加えているが
極力当時の状態のままになっているので
長い歳月の間に床が歪み、丘の様にカーブしている。

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私の部屋は元居間で、角部屋のためとても明るく、
小さめの暖炉が付いている。

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お隣のシスターLの部屋は、それ程明るくはないが
私の部屋よりも大きな暖炉が付いている。
脇に鍋を掛ける鉄製フックが付いているので
こちらは元キッチンだったようだ。
元が何の部屋だったかを考えるのも楽しい。

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どちらの部屋も白く塗装されて清潔だし
古い物好きで自ら選んだホテルなのだが、
やはり古い家なので、もしかしたら「昔からの住人」が
顔を出すのでは?!という、うすら寒い恐怖も感じる。
そういう時はいつも、「住人の方々」に心の中で
挨拶をして、しばし部屋を利用させて下さい、
とお願いする事にしている。
今の所「昔からの住人」にお会いした事は無いが、
それでもやはり怖いので、電気は点けたまま寝る。
どうやら、シスターLも同じな様で、
隣のシスターLの部屋のドアから明かりが漏れ
その明かりを見ると心がなごむ。

ローラの針仕事紀行 part16

第13日目 6月20日 (月)

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朝一番にホテルのすぐそばにある
マンスフィールドミュージアム見学。
小さな町の博物館だが、
ローラやアルマンゾの品々も展示されている。
ローラ達の友人シール夫妻の物も展示されており
ここで昨日見たユニークな家が夫妻の家だと判明した。

ミュージアムのディレクターのお母さんは
若い頃、銀行に勤めていて
老年のローラに会った事があると言う事で
一緒に昼食を取ったが、歳の差のせいか
交流があったほどではないらしい。

昨日に引き続きロッキーリッジのミュージアムを訪れ
針仕事作品をじっくり観察する。

そして、今日でローラサイトツアーは終了。
飛行場に近いセントルイスへ向かった。
Cさんとは明日でお別れだ。

ローラの針仕事紀行 part15

第12日目 6月19日(日)
今日はマンスフィールドのロッキーリッジファーム観光。
ローラの終の棲家なので
ローラの沢山の針仕事作品が所蔵されている。
その上、今年の春に博物館が新築された。

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しかし今日は日曜日でオープン時間が12時30分から。
日本なら、かき入れ時の日曜は
普段より早くオープンするのが常。
日曜を安息日にしているキリスト教と
そうではない仏教の違いだろう。

オープン時間まで、マンスフィールド散策。


ローラとアルマンゾの墓

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ローズの墓

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今回幾つかの墓地を周ったがどの墓地でも
ヘッドストーンの周りにカラフルな造花が飾られ
特に作家の墓には
鉛筆やペン、コインなどが多数供えられていた。
以前は無かったので、最近の流行の様だが、
造花は安っぽいし、コインやペンは乱雑に置かれ
ガチャガチャして見た目が悪く、好きになれない。
もっとも、ガイドのバーブは造花が綺麗だと
言っていたので、感じ方は人それぞれなのかもしれない。

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ローラの胸像

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ローラが利用した銀行

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ローラが卵を売りに来た店

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ローラの名前を配した新と旧の図書館、

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ウォータータワー

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その後、昼食のためローカルレストランに入った。

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客層は年齢高めのローカルな方々が多い。
そしてなんと言っても、ビュッフェなのが嬉しい。

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生野菜、調理野菜、肉類、デザートなど
少量づつ多種の惣菜を食べる事が出来た。
特に気に入ったのは、
かえるの足のフライとオクラのフライ、ポテトサラダなど。
初めてのかえるの足はあっさりしていて美味しかった。
メインを自分に合った量に出来たので
デザートも試す事が出来た。
クリームの上のカラフルな食紅はどうか?と思ったが、
味は甘すぎずとても美味しかった!

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食後に店内の写真を撮っていると
ご高齢の女性に話しかけられた。
私の着ているエプロンドレスを可愛いとほめてくれ
昔は皆そんなエプロンをしていたのよ、
と懐かしそうに言っていた。
こんな会話が出来るのもローカルレストランだからこそだ。


ようやく、時間になり
ロッキーリッジファームのミュージアムへ。
まずはローラについての短いフィルムを見た後、展示室へ。
綺麗で見やすく展示されているのだが、
以前より展示物が減っていた。
お目当ての作品のうちの一つが展示されておらず残念。

公の場で詳しく述べる事は避けさせてもらうが
渡米前にこの旅行に関して幾つかのトラブルがあったため
複雑な思いでこのミュージアムに入った。
でも、ここには不思議なローラの力が宿っている様で
素晴らしい2度目の奇跡が起きた!
ここに書き記す事が出来ないのは何とも残念だ。

ミュージアムの後は、
アルマンゾが自ら立てたローラの家内見学。
何度見ても、手作りの暖かさを感じられる可愛い家だ。

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続いて、ローズがローラとアルマンゾに
プレゼントしたロックハウス。
こちらはローズが贅を凝らした、当時の最新の作り。
個人的にはアルマンゾの建てた家の方が好きだ。

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今宵の宿はタウンスクエアー内に建つ
ウェバーインB&B(Weaver Inn Bsd & Breakfast)。

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古い建物だが内装に手を加え
快適な部屋に作り替えてある。
日本の様に丸々内装を変えるのではなく、
必要最小限に留めているので趣が失われていない。
各部屋には「ローラ」「キャロライン」「ローズ」など
キャラクターの名前が付いている。
私の部屋は「ネリー」
どちらかと言うと私はローラと言うより
わがままネリーに近いので、的を得ていると思う。

1階はフロントと朝食やお茶をいただけるカフェに
なっていて、ブリキ細工の天井が昔のままに残されている。

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各テーブルの上のドイリーはオーナーが
アンティークショップやガレージショップなどで
買い求めたそうだ。
カップはパイレックスで、
レトロで可愛いパターンがプリントされている。

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古い物を活かし、現代の快適さも上手く取り入れていて
オーナーの手腕に感心する。

チェックイン後、
シスターLと Cさんと3人で町散策に出た際に、
通りの外れに個性的な家を見つけた。
誰の家なのか?とても気になっていたのだが、
翌日それはローラやアルマンゾが仲良くしていた
シール夫妻の家だとわかり
この目で見る事が出来た事に大満足。

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散歩後に3人で1階のカフェにて
カップケーキでお茶しながらおしゃべりを楽しんだ。
又1人ローラ友達(Cさん)を得た。 


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ローラの針仕事紀行 part14

第11日目 6月18日 (土)
カンサス州インディペンデンスの町に到着。
「大草原の小さな家」の中で
父さんが窓ガラスを買って来た町だ。

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この町の近くにあるマウントホープ墓地
(Mt.Hope Cemetery)にて
ドクタータンのお墓参り。
彼はインガルス一家がマラリアにかかった際に
愛犬ジャックに家へ導かれ
家族を救ってくれた大恩人である。

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前回この墓地の前の公園に、
マザーグースモチーフの遊具がある事に気づいた。
しかし、スケジュールに組み込まれていなかったため、
無情にも車は通り過ぎてしまったので
今回はぜひとも寄りたい!と事前にリクエストし
2年越しで訪れる事が出来た。



ハンプティ・ダンプティ
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お靴に住んでるおばあさんの家
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かぼちゃ好きのピーターの家
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ミスマフェットちゃんと蜘蛛
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1時の鐘に驚くネズミと時計
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この様な遊具だけでなく小さな動物園や花壇、
又、ポニーにも乗る事が出来る様だ。
名前は「リバーサイドパーク」
ヴァーディグリス川の側にあるそうだ。
本の中で、エドワーズおじさんはサンタさんから
「ヴァーディグリス川の近くに住んでいる様だね。」と
声をかけられたと言っている。
残念ながら川そのものは見る事が出来なかったが
名前を聞くだけでも嬉しさがこみ上げる。

そして次は「大草原の小さな家」へ。
ここにある丸太小屋はレプリカだが、
家の裏にある井戸は
父さんがスコットさんと一緒に掘った本物である。
今は上を固めてしまい使えない状態だが
この井戸が決め手になり「大草原の小さな家」の
場所が限定されたのである。

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それにしてもこの井戸と言い、ドクタータンのお墓といい、
熱心なローラファンが地道に研究した結果、
場所が特定され、
今日こうして訪れる事が出来る事に感謝。
いつか私の「針仕事」の研究が
他のローラファンのためになる事を切に望む。

ギフトショップには、
ローラ実筆の手紙などが展示されている。

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ローラの針仕事紀行 part13

第10日目 6月17日(金)
カンサス州、メアリースビルの町に向かう。
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この町はローラがアルマンゾ、ローズと共に
ロッキーリッジに向かう途中に通った町である。
ローラはこの町を通った時の事を
「On the Way Home」に書いている。
この本に書かれたローラが見た風景が
今でも変わらず残っている事に驚かされる。
岩波少年文庫「わが家への道 ローラの旅日記」
(谷口由美子訳)をぜひ読んでいただきたい。

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ローラの写真とは逆からの眺めだが、
左端の三角屋根の建物で同じ通りだと分かる。

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ローラが見た1対のライオンと、1対の犬の像がある
キャスターハウス(Koester House)は
今でも往時の姿を留め、内部の見学もできる。
ここにも沢山の針仕事作品が展示されており興味深い。
ガイドのおじ様に「針仕事の研究をしている」と話すと
ベッドの下にしまい込んでいたベビードレスなども
わざわざ出して見せてくださった。

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昼食の際に飲んだスイカレモネード。
毎回ローラ旅にはレモネードを飲むのだが
今回は〇○レモネードに魅かれて
様々なレモネードに挑戦した。
このスイカレモネードは
本当にスイカを絞って作ったとの事で
自然なスイカの味と香りがして美味しかった。

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食後は町のツアーガイドさんが案内してくれ
「ポニーエキスプレス」の中継所跡などを見学。
今はもう使われなくなった中継所の建物が
博物館になっている。前回も訪れたのだが
前回とは違う「ポニーエキスプレス」だった。
ポニーエキスプレスとは
西部開拓時代に各町に手紙を届ける、
馬に乗った飛脚の事である。
以前、NHKでこのライダー達を主人公にした
アメリカドラマ「ヤングライダーズ」を放映していて、
当時、イケメンのライダー達の活躍に
見入っていたのでとても身近に感じる。

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ローラが見た景色を見る事が出来るこの町が
好きになったが、これ以上留まる事は出来ず、
今宵のホテルを目指し町を出た。

2年前泊まったと同じホテルにチェックイン。
フロント上が吹き抜けのロフトになっており
そこに2対のコインランドリーがあり無料で使える。
今までのランドリーは地下だったり、
狭かったりで少々怖い感じだが
ここはテーブルとイスも設置されており、
明るい雰囲気に中で、洗濯が出来る。
前回ここでシスターLと仲良くなり、
今の関係が築かれた記念すべき場所である。
今回もそのテーブルで洗濯をしながら
カンサス住在の女性も交え談笑していると
金髪巻き髪、腰までのロングヘアーの
マッチョマンが現われ、
ひょんな事がきっかけで会話が始まった。
背も高く一見怖そうな外見だが、
よく見るとかなりのイケメン。
彼はアイアンアーティストだとの事で
馬の蹄鉄を加工した作品を見せてくれた。
しかし、話していくうちになんだか
彼のろれつのまわり方が
少し変な様に感じはじめた。
もしかしたらドラッグをやっていたのかもしれない。
怖くなってきたので、シスターLと部屋に戻った。
これ以上彼とお近づきになるつもりはないが
かなりのイケメンだったので、
写真を撮らせてもらえば良かったと後悔した。

ローラの針仕事紀行 part12

第9日目 6月16日(木)
Sさんがツアーを終え日本に帰られるので
早朝、キーストーン空港に向かい見送った。
その後西部に向け出発。
途中の昼食時に売店でリコリスを見つけた。
前評判が良くないのは知っていたが
日本語訳で「カンゾウアメ」と言う物が
どんな味なのか試したかったので買ってみた。
結果は…前評判通り薬のような味で残念。
最後まで食べきる事が出来なかった。

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続いてヨークトンへ向かい、
ローラがアルマンゾとローズと一緒に
マンスフィールドに移住する際に渡った
ミズーリリバーへ。

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ローラ達は幌馬車ごとフェリーに乗り渡った。

ローラ達がフェリーに乗るため順番を待っていると
嵐が近づき、乗れないのではないかと心配したが、
何とかその日のうちに渡る事が出来たと言うエピソードが
「わが家への道」に描かれている。

(画像は翌日訪れたメアリースビルで撮った
ロープフェリー)
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その川には、今では2本の橋が架かっている。
画像は1924年建造のメリディアン橋(Meridian Bridge)
アメリカで、歩行者専用として一番長い橋。

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今宵のホテルのスグ裏には
ウォルマートがあったので
ホテル到着後、早速買い物。
主に息子用にゲーム関連の物を買った。
そしてケータイを無くして以来、
毎朝目覚ましアラームを使えず不便だったのだが
一番安い目覚まし時計をようやく買う事が出来た。


ローラの針仕事紀行 part11

第8日目 6月15日 (水)
今日はキャリーが結婚後に通った教会と
隣にあるキーストン・ヒストリカル・ミュージアム見学。
(Keystone Historical Museum)

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ここにはキャリーの沢山のアクセサリーや、
実際に着た黒いビーズ飾りがついた服、
メアリーが作ったビーズ細工、
そして、母さんの陶器の羊飼いの娘が所蔵されている。
ただ、本の描写とは少し違う装いで、思ったより小さい。

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リトル・ハウス・クラブのメンバーであり、
2冊のローラ本も出している服部奈美さんのHPに
「羊飼いの人形」について詳しく書かれています。

https://sites.google.com/site/almanzolaura/shepherdess



前もって、針仕事作品を詳しく見せてほしいと
お願いしておいたので、
スタッフの方達は一つ一つショウーケースから出して
良く見せて下さった。感謝。

この後、キーストーン・セメタリー(Keystone Cemetey)で
キャリーの夫デイビッドと

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義理の息子ハロルドのお墓参り。
キャリーは血の繋がらないハロルドを可愛がったそうだが
彼は33歳で自動車事故で無くなったそうだ。

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ここにはデイビッドの前妻エリザベスも眠っている。

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そのためかキャリーはデスメットのインガルスの墓に
埋葬されている。

キーストーンは金をはじめ
沢山の鉱石が採掘されるとの事。
墓地内に無数に落ちている石の中にも
ガーネット、トルマリン、クォーツ、ピンククォーツなど
小さな鉱石を見つける事が出来る。



午後からはローラもキャリーの家へ遊びに行く時に
乗ったと言う、汽車に乗る。
キーストーンからブラックヒルズに向かい
再びキーストーンへ向かうだけだが
昔のままの客車に揺られ、
足を向かいの席に投げ出して、
ゆったりと車窓を楽しんだ。

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夕方からラッシュモア山に向かい
有名な4人の大統領の顔を見た。
正直な所、有名観光地には一切興味がないのだが、
このラッシュモアと言う名前は、キャリーの夫デイビッドが
ラッシュモアと言う人を案内している時、
山の名前を尋ねられ、即興でその人の名前を
山の名前として教えた所、
その名前が定着してしまったそうなので、
まんざら、ローラに関係ないとは言えない。

夕食後、シスターLが
古い町並みが残っている場所があるので
行ってみようと誘ってくれた。
本当は疲れていたし、日暮も近く怖いので
気が進まなかったが、キャリーが生前通った店も
近くにあるので、行く事に決めた。

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昼間ミュージアムで、ガイドさんの知り合いだと言う
個性的なバイクに乗った男性を紹介されたのだが、
散策中写真を撮っていると、その彼と再び遭遇した。
バイクだけではなく、彼自身が個性的な出で立ちで
一度会ったら忘れられないキャラなのだが
話を聞くと目の前の店が彼の店で
オリジナルのTシャツ等を制作販売しているとの事。
私もデザイナーだと言うと喜んで
店の奥を見せてくれた。Tシャッのプリント機械や
アンテークミシンなどマニアックな物で溢れている。
1枚革を掘って凹凸を付け、着色した作品も多数あり
才能豊かな片鱗を見せてくれた。

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後で聞いた話だが
私はミュージアムのガイドさんの知り合いだから…と
気を許していたのだが、
シスターLは万が一の事を想定して
もしも襲われた時はどうやって
店の奥から逃げるかを考えていたそうだ。
それを聞いて自分の無防備な行動を反省。
でも幸いな事に、結果オーライでこのエピソードも
2人の笑い話となった。

私は暗くなったら外出しないなど通常は用心深いのだが、
いざとなると、火事場の馬鹿力じゃないが
開き直り、何でもできちゃうタイプだが、
彼女は小さな事には動じないが、ここしか無い!という時に
最後の1歩が踏み出せないタイプ。
似ている部分と微妙に違う部分があり、
違う国に生まれた2人だが、
ローラが私達を繋いでくれた事が嬉しい。

ローラの針仕事紀行 part10

第7日目 6月14日(火)
今日はキャリーのホームステッドへ向かうが、
朝食前に、シスターLと三度めの散策へ。
デスメットを去る前に、もう一度
キャップ・ガーランドの姉・フローレンスの家を
見ておきたかったのだ。
今日は曇り空なので、薄暗い中に建つピンクの家。
ちょうど向かいの街頭が窓に映り
まるで家の中に明かりが灯っている様に見える。
愛しさを感じながら、窓から中を覗いたり、
家周辺を見回っている時に、
「フローレンスが私たちに奇跡を起こしてくれた!」
そう思える様な事が起きた。
だが、それはここには書かず、
シスターLと私の胸に大事にしまっておこうと思う。

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朝食の時間もせまり、
雨もぽつぽつ降り始めたので
急いでB&Bに向かった。

私がチョイスした朝食は
母さんがクリスマスに作ってくれた様な
パンケーキボーイ。
オーナーに本を渡され、
食べる前にそのエピソードの部分を
皆に読んであげる様にと言い渡された。
そして、ローラやメアリーたちの様に
足から少しずつ美味しくいただいた。

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雨が本格的に降り始める中
キーストーンのキャリーのホームステッドに向かう。
ホームステッドに着く頃には雨は上がり青空が。
キャリーは自分一人でホームステッドを持ったそうだ。
キャリーのホームステッドは縦長で、
この広い土地を女性一人で維持するのは
並大抵の事ではなかっただろう。

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この後、途中参加される日本人Cさんを迎え
ベアカントリー(Bear Country U.S.A )へ。
ローラが遭遇した様なクマ達を見る。
サファリパークの様に車のまま乗り入れ
自由に歩き回るクマやバッファローなどを
車内から見学する事ができる。

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シスターLはこの動物が、
ローラがプラムクリークで出会った
奇妙な生き物ではないか?と推測した。
胴体がペチャンコになる所が確かに似ている。

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ベアカントリーを出てキーストーンの町に入ったが
メインストリートの賑わいに驚かされた!
この町は4人の大統領の顔でお馴染みの
ラッシュモア山のすぐ近くにあり
学校が夏休みに入った時期でもあるので
多くの家族連れが訪れている。
ほとんどのローラサイトは静かな町にあるので
この賑わいには違和感をおぼえる。

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でもこのメインストリートの店で
ミネトンカのモカシンを発見!
日本の半額位で買えた。


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ローラの針仕事紀行 part9

第6日目 6月13日(月)
早朝、シスターLと二人でデスメット散策を再開。
昨日はメインストリート中心だったが
今朝は住宅街を周る。


ローラとアルマンゾの家跡。

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インガルス一家が通った教会。
右の棟のみがオリジナルだそうだ。

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キャップガーランドの姉・フローレンスの家
この家を見た瞬間、
私たちはこのピンクの家に恋してしまった。
前方の小さな棟がオリジナルで、
後年、後方に新たに棟を付けたし、
所々修理を加えている。
室内は綺麗に塗装されている様だが、
ピンクの外装ペンキは剥げ落ち
傷みの激しい個所もある。
今は誰も住んでいない様で
このまま朽ちるか、取り壊されるのではないか?
との不安がよぎる。

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ホテルに戻り皆と合流し、
他の観光客が来る前に、父さんの家の外観を撮影。

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つづいてデスメットツアーに参加し
デスメットの最初の学校や、
ローラが初めて教師として教えた
ブリュースタースクールのレプリカ、
そして測量技師の家と父さんの家を見学。
測量技師の家と父さんの家は本物だが、
内部の撮影は残念ながら禁止だ。

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ファーストスクール内でも
コーヒーミルで小麦引きの体験が出来る。
コーヒーミルで挽いた小麦と機械で挽いた小麦
かなり粗いのが分かる。

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昼食はウィローレイクの町まで移動し、

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町中にある博物館などを見学した。
この博物館はローラには直接関係はないが
町人が寄付したレトロな物で溢れ、興味深い。

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その後、Collirs' Cemetry に埋葬された
キャップ・ガーランドの墓参り。
彼はローラの初恋の相手だが、ローラの気持ちを知らぬまま
工場の爆発で27歳の若さで無くなった…
どちらかと言うとアルマンゾよりキャップ・ガーランドの方が
好きだったので、感無量で手を合わせた。

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ローラとアルマンゾが馬車で遠乗りした
スピリット湖にも立ち寄った。

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夕方、デスメットの町に戻り閉館間際の
図書館に駆け込んだ。

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ここには2枚のハービーダンの直筆絵画が
飾られているとの事で、シスターLたっての希望。
でも、それだけではなかった!
図書館内、入ってすぐ左のショーケースに
ローラ、キャリー、グレース、ローズの
針仕事作品やアクセサリーが展示してあった。
写真撮影もOKとの事だったので
ここにかぶりつき、写真を撮りまくった。
ローラが作ったリネンクロスは
バーオークで見た物ととてもよく似ている。
刺繍柄は違うが、刺繍糸の色や
リネンの色がそっくりだ。
きっと同時期に作られた物だろう。

その後、ロフタスストアーで買い物。
店内を隣の棟とつなげた時にでた
家の外観の端材をカットし$10で売っていた。
商魂たくましいと思ったが、
シスターLにつられて買ってしまった…

今宵の宿はプレーリーマナーハウスB&B。
元は銀行家のトマス・ルースの家で、
外観はほぼ昔のままで趣のある建物だ。
室内のインテリアは私の趣味とは
少し相容れない所もあるが、
オーナーご夫妻も良い方々で
心地よく過ごす事が出来た。


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ローラの針仕事紀行 part8

第5日目 6月12日(日)
一昨日アーミッシュの農家で
ワイルドプラム(ウォルナットグローブに自生するベリー)
とルバーブのジャムを買ったので、
朝食時、スコーンにつけて食す。
ルバーブの方が甘い味付けで
ワイルドプラムの方が酸味が強いが
こちらの方が好みだ。
普段、ブログでの食レポはしないので
食前に撮影をする事をつい忘れてしまう。
だから、食べかけの画像が多い。

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朝食後、デスメットへ向かう。
途中ボルガでトイレ休憩。
このボルガは「長い冬」で
汽車が大雪で立ち往生してしまったので
父さん達がトロッコで雪かきに向かった町だ。

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父さんのホームステッドに到着。

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広い敷地の中に父さんが建てた家や納屋、芝土の家
教会、ワンルームスクールなどが再現されている。

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コーヒーミルでの小麦挽きや乗馬、干し草棒、
そして乾燥させたトウモロコシの芯に布を巻き
ローラのスーザン人形作りの体験も出来る。

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3本の細い麻紐などをこの機械でねじらせ、
1本のロープに仕立てる機械。

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そして幌馬車を模したキャンプ施設もある。

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ここは子供達が開拓生活を体験できる
アメリカ版キッザニアという感じ。
子供にまじって大人の私も楽しんだ。

父さんが植えた5本のポプラもしっかり根付いている。

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その後、新しく町に出来たタウンツアーに参加し
ローラとアルマンゾのホームステッドを見て、
(と言っても中には入れず入り口まで)

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デスメットセメタリー(De Smet Cemetery)にて
父さん母さん、メアリー、キャリー、
幼くして亡くなったローラの息子のお墓参り。
そして、前回見過ごしてしまった
グレイスのお墓にも参る事ができた。
父さんの墓石のすぐ右手の小道に沿って進むと
グレイスが夫と共に眠る墓が見える。

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バーブを責めるつもりはないが、毎回
父さんの墓石の前までは連れて行ってくれるが
グレイスの墓の事には全く言及してはくれない。
スケジュールなどの事で頭がいっぱいなのだと思われる。
通り一遍では飽き足らず、マニアックに見学したい方は
渡米前に下調べをして、
バーブに見たい所をリクエストする事をお勧めする。
お願いすれば、バーブは快く案内してくれる。

今回はデスメットの人々の墓参りもする事も出来た。

雑貨商ロフタスさん

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インガルス一家の友人ボーストさんと妻のエラ。

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タウンツアーは引き続き、
ローラとアルマンゾが結婚前に馬車で訪れた
トンプソン湖と

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ヘンリー湖

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そしてシルバーレイクを訪れた。
シルバーレイクはローラがキャリーを伴い
月夜の下スケートをした際に、
大きな狼に遭遇した場所だ。
その狼目線で湖を見下ろした。

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右端に見えるベージュ色の建物のあたりに
インガルスの家があったそうだ。

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夕食後、シスターLとデスメットの町散策。
ローラがその足で歩いた町並みに近い状態で
残されているので、何度来ても町散策は楽しい。
ローラが洋裁店で縫い物をしながら見た
酔っ払いが酒場の網戸を蹴破るシーンを頭に描き、
同じ場所から酒場(のあった場所)を眺める事も出来る。

洋裁店

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洋裁店から斜め前方右にある酒場

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長い冬の間、ローラがキャリーと通学した道。

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ローラが初めて名刺を作った新聞社。

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散策を楽しんでいる途中で、
トイレに行きたくなった。
しかし、時刻は夜の8時過ぎ
外はまだ明るいが、開いている店はなく
公衆トイレもない!
シスターLに言ってもどうにもならない事なので
黙って我慢していると、ホームステッドのスタッフ女性が
タウンツアーの店を開錠して中に消えた。
!!シスターLに相談する間も惜しみ、
女性を追って中に入り、事なきを得た。
訳のわからないシスターLに事情を話し大笑い。
こうして長い一日を終えた。

ローラの針仕事紀行 part7

第4日目 6月11日(土)
お昼にウォルナットグローブに着き
ネリーズレストランで昼食。
アメリカのTVドラマでよく見かける
私に取っては憧れのアメリカンフードである
マカロニチーズ(キッズサイズ)と、
カスタードテイストのルバーブパイ。
残念ながらここのマカロニチーズは私好みではない。


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食後は「父さんの鐘」を見学。

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続いてプラムクリークへ。
前回のプラムクリークは澄んでいたが
今回は濁っている。
雨が降った後はそうなるのだと以前聞いた。
澄んだクリークに足を浸すつもりだったので
ちょっとがっかり。


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シスターLは勉強家で
しっかりローラの事を下調べしてきている。
周辺散策をするとのことなので、勿論私も同行する。


土手の家

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テーブルランド

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父さんが家を建てた(と思われる)場所。
残念ながら現在はうっそうと木が生い茂っているので、
近くには寄れなかった。


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途中ローラの好きなワイルドローズを見つけた。


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急いで博物館に向かい、ローラのキルト調査開始。
でも、この博物館(Laura Ingalls Wilder Museum)では
取材のお許しが出ず、ガラス越しにサイズを測り
カメラ撮影と肉眼でしっかり観察する。
以前はこの紅白キルトとスターキルトが展示されていたが
今回は紅白キルトのみ。
スターキルトはかなり傷んでいたので
修復でもしているのだろうか?
しかし、これに時間をかけたので、
残りの展示はあまり見る事が出来きず。


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ローラのソーイングケースとクロシェ用糸

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買い物も大急ぎ。吟味している時間はないので
大急ぎで数点をチョイス。
ガース・ウィリアムズのイラストについての本。
リトルハウスシリーズの挿絵を描く時のエピソードが
書かれていて興味深い。
谷口先生に翻訳していただきたい1冊だ。
ローラが描いた絵のポストカード。
2枚は油絵、残りの1枚はトールペイントの様だが
ローラは絵も描けるのかぁ。多才だ。
ウォルナットグローブとマスターズホテルの本。
ローラが住んだ町について書かれた本が好きだ。


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それにしても大忙しのウォルナットグローブだった。
町散策したかったのにな。

その後、部分的にツアーに参加する
リトルハウスクラブのメンバーAさん(日本人)を迎え
今日でツアーを終えるロビンとデイビット達と
最後の晩餐。今日から日本語が話せる!

ローラの針仕事紀行 part6

第3日目 6月10日(金)
アイオワ州スプリングバレーに向かう。
ローラとアルマンゾのデスメットの家が
火事で焼けてしまった後、
ここスプリングバレーのアルマンゾの実家に
家族3人で1年間滞在した。
今は農家は無いが、納屋とワイルダー一家が
尽力した教会が残されている。

まずは教会の前にある
ワッシュバーン・ゼットマンハウス見学。
ふたりの人物の名前とのことだが
邸内の針仕事作品の写真を撮るのに
気を取られ、説明を聞きのがした。


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次は教会見学だが、
疲れとお御堂内の暑さで、少々貧血気味。
2度目の訪問でもあるので説明は聞かず
倒れる前に…と椅子に座らせていただき
シスターLに借りた扇子で扇いでいたら
何とか元気回復してきた。
一人でそろそろ見学していると
ローズの文書が載っている
サタデーイヴニングポスト誌を発見。
サタデーイヴニングポストと言ったら
ノーマンロックウェルの表紙絵!
私の大好きな人たちがコラボしていたとは!


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ローラの手描き書簡が1枚展示してある。
ローラの書く字は綺麗だ。ただ筆記体は正直読みにくい。


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ミネソタ州フォレストビルに移動し
森の中でピクニックランチ…だが
本当は外での食事が苦手だ。
ベンチは埃だらけだし、虫はいるし…
子供の頃はそんな事は無かったのだが
大人になって気が付くと虫嫌いになっていた。
昔、憧れてたログキャビン暮らし。
今はもう無理だ…

その近くにはヒストリック・フォレストビルという
アメリカ版・京都太秦映画村がある。
歴史村としてはとても小さい。
1899年の村を再現しているが、
太秦映画村の様にそれ風の建物を
新たに作っているわけではなく
本物の古い建物を使用しているのが素晴らしい。
そして歴史村内ではスタッフが当時の衣装を着て
それぞれの役になりきっている。
でもある農夫役男性と話していると
「僕も日本に行ったことあるよ!
別のキャラクターの時にね。」と
ちらほら過去と現代が交差するのが面白い。


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私が手作りのエプロンドレスを着ていたら
役名メアリーさんから、コルセットはしているの?
と聞かれた。してないけど、してみたい!と答えると
体験させてくれた。
後の紐をきゅーっと思い切り締めてもらって
クッ!苦しい~と言うのを体験したかったのだが、
アメリカ人サイズなので、全然苦しくない。
それに通常はバストをコルセットで上に押し上げ
谷間が出来るのだが、この貧乳では…


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ここで不思議な偶然が。
聞けば役名メアリーさんの息子さんが
スプリングバレーの教会で働いていると言う。
午前中に私たちは彼と会っていたのだ!
It's a small world !




ハーモニーのアーミッシュカントリーサイドへ移動。
CDと地図をもらい、それに従いバンに乗って
各アーミッシュの家を訪れる。
各敷地内に母屋や納屋とは別に小さな店舗を
持っていて手作り作品を売っている。
手芸品、籠製品、木工家具、ケーキやパンなど、
アーミッシュにとってこの収入が家計の大部分を
占めていると以前聞いた事がある。
中には裏に作者の名前や歳が書いてあり
子供達の作品もかなりあった。
買い物をしていると、お父さんと息子達が
ワゴンいっぱいに麦わらを乗せて
馬達を御して帰って来た。
間近で見られたので、迫力の大きさだ。
一瞬、ローラの世界へタイムスリップした。
それにしても、アーミッシュの子供達は
なんて働き者なのだろう。
それにとてもシャイだ。


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鮮やかで手法も面白いアーミッシュのマット。
お許しを得て撮影させてもらう。




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アーミッシュ製ルバーブ・ドリーム・ケーキ。
とても素朴な味。食べ始めてから
写真撮影を思い出したので、かけらになってしまった。




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町に戻って夕食。
ここのルバーブパイはチェリー・ルバーブパイ。
温めたパイにアイスクリームがとても美味しい。
一番のお気に入りだった。


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その後ホテルに着き
ホテル前の1ダラーショップに行ったが
その際にケータイを落としたらしい!!!

ローラの針仕事紀行 part5

第2日目 6月9日(木)
朝から散策予定だったがまさかの雨。
しかし、今しか時間がないので
バーブがくれたポンチョをまとい、いざ決行。
このポンチョ、ごく薄い長方形のビニールに
フードと両手を出す穴が開いているだけの物だが
バッグまですっぽり入るし、軽いので持ち運びも楽だ。

この町を訪れるのは4度目だが、
毎回時間が無く、町散策をした事はない。
今回もタイトスケジュールだが、
町中に宿を取った事で散策が可能になった。


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町中のレストランで朝食。
念願のルバーブパイと、
ローラ旅には欠かせないレモネード。
前回は8月でルバーブの時期ではなく、
残念ながら食べられなかったので
今回こそはとバーブに頼んでおいた。
このレストランでは曜日によって作るパイが違うそうで
本当は今日はルバーブパイの日ではないそうだが、
特別に替えてくれたそうだ。感謝。
サワーテイストのパイで、
デイビットのお勧めでアイスもチョイス。


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食べ終わる頃には、雨は上がり青空が。
日本と違い一日中しとしと雨と言う事がないから
ここの天気が好きだ。

ぺピンの町から大きな森に向かう途中に、
母さんの姉マーサと
ローラとメアリーが初めて通った学校の教師
アナ・バリーのお墓のある
オークウッドセメタリー(Oakwood Cemetery)で
2人のお墓まいりをする。
毎回この前を通る度に後ろ髪を引かれたまま
通り過ぎたので、今回こそは…と
ツアーに組み込んで貰った。
実はこのツアーはシスターLと私とで
バーブに組んでもらったプライベートツアーなのだ。



マーサの墓標


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アナ・バリーの墓標

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大きな森の小さな家

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ぺピン湖畔に建つアナ・バリーの家

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雨が上がり、青空の下の博物館内にて
(Pepin Historial Museum)
ローズが祖母(ローラの母さん)に習って編んだドイリーと
ローラの2枚のキルトを詳しく調査させてもらう。感謝。
1時間しか無いので、気持ちがばかり焦り
汗だくになる。プレッシャーに弱いたちだ。

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何とか5分前に終了し、
他の展示を見るのは諦め、ショッピング。
以前からチェックしていたローラの書簡について書かれた
ウィリアム・アンダーソンの新書と、
ローラがいた頃のぺピンの町についての本。


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時間が無いので急いで選んだ、
ローラの時代の料理本とCD付ミュージカル本。
料理する事はあまり好きでは無いが
19世紀の食に関する本が好きだ。


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調査させていただいたので
寄付をしたいと申し出たら、用紙を渡された。
時間が無いので、よくわからないまま記入したが、
ブロックか何かに名前が記されるらしい。



ウィスコンシン州ぺピンから
アイオワ州バーオークに向かう。
マスターズホテル見学の前に
ローラの手刺繍によるキッチンクロスを
特別に間近で見せていただく。
ありがとうございました

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ホテル内には
ローラの眼鏡やクロシェの糸や針の他、
以前は無かったローラの作りかけのピースワークや
ハンカチが展示してある。
ピースワークは角がきっちりあっていない個所があり
ローラらしさを感じ、興味深い。


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地下キッチンの奥、
インガルス一家6人が寝泊まりした部屋。
日本の4.5畳くらいだろうか?とても狭い。


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出来ればこの町も散策したかったが
スケジュールの都合上断念。


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ローラの針仕事紀行 part3

第1日目 2016年6月8日(水)
午後、成田を出発し現地時間13時29分に
ミネアポリスに到着。
今回初めて、たった一人での渡米だが
ミネアポリスに降り立つのは4度目なので
見慣れた風景にホッとする。
ただ私の要領が悪く入国までに2時間もかかり
(最後の入国者になってしまった)
ここで待ち合わせのオージーのローラ友達
シスターLを2時間も待たせてしまった。ごめんなさい。


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シャトルバスにのり、ウィスコンシン州ハドソンのホテルで
ツアー主催者のバーブ&ジョージと2年ぶりの再会。
すぐに彼らのバンに乗りぺピンに向かい、
そこで待っていたロビン&デービットと合流。
彼らはバンではなく、自家用車でバンの後に付いて回る。
今日はロビンの誕生日だと言う事で、
主催者のバーブが夕食時にサプライズパーティを計画。
バースディケーキの代わりに、色とりどりのアイシングで
"A Happy Birthday to Robin"の飾りが付いた
直径35cmほどの大きなクッキー。
後日スーパーでアメリカンTVなどで良く見かける
大きな長方形のケーキといっしょに並んでいるのを
見つけたので、きっとスタンダードな物なのだろう。

今夜の宿はぺピンのローラミュージアムの目の前にある
「グレートリバー アーミッシュ イン」
ここの経営者はアーミッシュではないが、
部屋にはアーミッシュの手作り家具や、
作り手はアーミッシュではないと思うが
ハンドキルトのベッドカバーなどが配置されている。


こちらでは夜9時頃まで明るいのだが、
長旅の疲れで、外に出る気になれず
明日の早朝に近所の散策をしようと計画する。


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ローラの針仕事紀行 part2 準備編

ツアー主催者のバーブとジョージ、
私の心の友であるオーストラリア人のシスターLのために
お土産としてファイルケースを作りました。
これはセーラクラフトの定番作品で
両面にプラ板を入れてあります。
基本は同じですが、それぞれ表のデザインを変えました。


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バーブは大草原をイメージした草色の厚手コットンに
ピースワークした「小さな家」をアップリケ。
裏側にはBの頭文字。
内布は最近アメリカで発売された
「大草原の小さな家」シリーズのプリント地。
赤い小さな家が全体的にプリントされています。
こちらは日本でアメリカのネットショップで購入。
せっかくなのでこだわりの布で作りたかったのです。






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ジョージは黒リネン地に2色使いの「小さな家」の刺繍、
内布はべージュの小さな家プリント。






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シスターLはトープキルトが好きなので
トープカラーの布で「小さな家」をアップリケ。
内側はバーブと同じく赤い小さな家プリント使用。







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そしてシスターLは2ヵ月前にお孫さんが誕生!
彼女はとても若々しく、
どう見てもグランマには見えませんが
お孫さんのために、手刷りしたオリジナルプリントで
小さなセーラベアのぬいぐるみを作りました。






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最後は自分用の貴重品入れ。
同じく手刷りのセーラ犬のプリントで制作。
パスポートや現金などを入れてお腹に巻きます。

さあこれで準備万端。
ローラ旅の始まりです。

ローラの針仕事紀行 part1 準備編

2016年6月8日から7月2日まで、
4度目のローラ旅に出かけてきました。
今回は「ローラの針仕事」に焦点を絞りじっくりと研究。
ローラだけでなく、若草物語のオルコットの針仕事や
中西部の様々な針仕事作品も多数見てきました。

では今回も出かける前に、
旅行のために作った物たちからご紹介します。



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子供の頃からローラの様なエプロンドレスに憧れ
いい歳になった今でさえ
「日常着にしたい」と思っていますが、
ターシャ・チューダーの様に人目を気にせず、
好みの服を身にまとう事が出来るほどの
メンタルを持ち合わせていないので、
旅の恥はかきすて…ということで
アメリカの田舎でのみ着ていました。
(勿論、空港などの都会では着ませんでした。)

このエプロンは私の一番のお気に入り。
現代のエプロンでは考えられないほどの
ギャザーをたっぷりと入れました。
これくらいなら、教室でのみ着る事が出来るかも?






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実はこのドレスとブラウスはかなり前に作った物。
ブラウスはアメリカの西部開拓時代のTVドラマで
(Dr.クィーンかヤングライダーズだったか?)
登場人物が着ていた服からイメージした物で
肩をかなり腕の方に下げて、ギャザーを寄せてあります。

ドレスは悲しいかな5年程前から太りだし、
ウエストが閉まらない状態になってしまったので
今回ウエストを広げました。
度重なる洗濯で色あせてしまい
残っている共布とは色が合わないので
ウエストベルトの内側を解いて前側に足しました。
ウエストサイズは大き目に作って
後のリボンでキュッと縛ります。
これだと多少太っても問題無し。

このドレスはTVシリーズのローラが通常着ていた
ダークグリーンの長袖ワンピースを元にデザイン。
ローラが着ていた物は、後ろ身頃のボタンが見えるのに
下に続くスカートのボタンは見えないのです。
色々試行錯誤した結果、なんとかクリア。
スカートのボタンを隠す事ができました。






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そしてこのドレスは
ローラがローズのために作った子供服を
自分サイズで再現しました。
19世紀の袖は現代の様に真っ直ぐではなく
腕を軽く曲げた形になっています。
当時の袖は腕に張り付く様にぴったり
作られたので、カーブした状態で作らないと
腕を曲げる事が出来ないからだと思います。
でもこの作りだと、袖口がバイヤスになり
伸びやすくなるので、そこが気になります。

2015年東京ドームのキルトフェスティバルでも
展示されましたが、
なぜか背中側がこちらに向いていました。
前身頃と袖には可愛いクロスステッチが
施されているのですが…
でもそのお陰で後ボタンをじっくり観察でき
日本の町の昔からある手芸屋さんで
似たようなボタンを見つける事が出来ました。

子供サイズでは無く大人ザイズにした訳は
自分で着たい!からではなく
子供モデルが身近にいなかったためです。
私の作り方はおおよそのパターンをひき
仮縫いをして試着・調整、それを何度も
気に入る型になるまで繰り返すので
必ずモデルが必要なのです。

スカートはローラの物はなく
私自身が上着と合わせて着るために作った物。
19世紀後半の作り方を参考に
5枚はぎのゴアスカートで
4~5mほどの生地で
たっぷりギャザーをいれました。
Sarah craft
プロフィール

sarah jun

Author:sarah jun
東急東横線 新丸子(武蔵小杉)
『パッチワーク&カルトナージュ 
手芸教室 セーラクラフト』
いいむらえつこ

日本デザイン専門学校卒業後
ニット衣料製造販売会社入社
ディズニー衣料のプリントデザイナー
を経て、
2001年に「セーラクラフト」主宰。

日本手芸普及協会パッチワーク指導員

そんぽの家S 梶が谷     
       「パッチワーク講座」講師
       「編み物講座」講師
そんぽの家S 高田
       「パッチワーク講座」講師
       「編み物講座」講師
そんぽの家S 上野毛
   「パッチワーク講座」講師
       「編み物講座」講師

「パッチワーク教室」ブティク社、
「キルトジャパン」 ヴォーグ社
「パッチワーク通信」
「パッチワーク倶楽部」などへの
 作品提供多数

コラージュポストカード紹介で
「おしゃれ工房」(NHK)出演

「第10回きものの街のキルト展」
 審査員特別賞はじめ受賞多数

新丸子本教室では、
お好きな日時を
予約していただいてのレッスンです。
下記のお好きな時間をご予約下さい。
(予約は前日夜9時迄にお願いします)

月・金曜 午後1時30分~9時
        (午後と夜間)
火・水曜 午前10時~午後9時
        (終日OK)
土・日曜 午前10時~午後9時
        (終日OK)
木曜   出張レッスンのみ    
    (教室レッスンはお休み)

祝日も同スケジュール

希望に沿った作品作りをしていますので、お好きな物を作る事が出来ます。

少人数制なので初心者の方もご安心を。
細かな所まで、指導&お手伝いさせていただいています。

パッチワーク,カルトナージュだけではなく手芸全般のレッスンをお受けしています。洋裁(服作り)もお教えしています。

一回だけの単発レッスンもOK!

レッスン以外でも、手芸の事でしたら
お気軽になんでもご相談ください。

日本手芸普及協会パッチワーク
講師資格をご希望の方もぜひどうぞ!  

不定休ですので、
レッスン・見学希望の方は
前日夜9時までに電話予約をお願いします。

ご予約・お問い合わせ先
090-6479-7490

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